こんにちは。
近年のeスポーツの流行とともに、ゲーミングチェアへの注目も高まっています。
そこで人気となったゲーミングチェアブランド「Gtracing」と「Akracing」。
名前も似ているので、どっちを買うべきか悩んでいる方も多いです。
そこで、この記事では「GtracingとAkracingの比較」を行っていきます。
・Gtracingはパクりなのか?
・どちらを買うべきか?
・オススメのゲーミングチェアは?
といった疑問を解決していきます。
Contents
Gtracingはパクり製品なのか?
まず、「巷で噂されているGtracingは他ゲーミングチェアメーカーのパクリ疑惑」について解説します。
事の発端は下記のツイートが原因です。
とうとう模倣品メーカーにフォローされてしまうの巻😵 フォロワーが@AKRacingJapan さんとDXのみで分かり易い。流石にブランドCIの完コピ和訳はまずいでしょ。中華模倣品対応@AmazonJP さんよろしくお願いします🙇♂️以前誤って返送された写真添付しておきます。 #模倣品 #コピー品 pic.twitter.com/TPA3llH3yK
— DXRacer®︎日本公式アカウント🇯🇵💺 (@dxracerjapan) April 15, 2020
確かに、似たような椅子を販売していますし、創業も2011年とかなり後発なのがGtracing。
Dxracer | Akracing | Gtracing | |
創業年 | 2000年 | 2001年 | 2011年 |
「じゃあ、Gtracingは買わない方が良い?」
につてですが、私の見解的にはNoです。
実際に、Gtracingはユーザーから高い評価を得ていますし、知名度的にも1、2を争うほどのメーカーになります。
同じゲーミングチェアでも、メーカーごとに強みや特色があるものです。
例えば、食器を販売している店があったとして、「お前の店は似たようなスプーンを販売しているからパクリだ!」というのもナンセンスですからね。
似たようなゲーミングチェアに見えても、メーカーによって強み・弱み・特色があるといった認識が正しいと思います。
GtracingとAkracingの比較
では、本題であるGtracingとAkracingの比較を行っていきます。
基本情報

国 | 創業 | その他 | |
Akracng | 中国 | 2001年 | ゲーミングチェアの創始者的存在 |
Gtracing | 中国 | 2011年 | ルーキー |
どちらも創業元は中国にあります。
Akracingは元々レーシングカーのシートを製造しており、一般的な椅子を開発したのが2005年になります。
つまり、ゲーミングチェアの創始者ともいえる老舗ブランドになります。
一方、Gtracingは2011年創業で初めからゲーミングチェアの開発に特化していました。後追いとはいえ、ここまで知名度を伸ばしたGtracingも素晴らしいですね。
知名度

知名度は「Google Tored」で比べていきたいと思います。「MAX100で人気度の動向」を調べることができます。

過去5年間での検索数は、GtracingがAkracingを上回った時期も見られるのですが、全体的な傾向はAkracingの方が上という結果になります。
つまり、知名度でいえば、「Gtracing < Akraing」になります。
やはり、2001年創業の老舗ブランドというだけあって、知名度は高いのかもしれません。
また、Akracingは本田翼さんをイメージキャラクターとしてCM起用していたりと、プロモーションに力を入れているのも理由としてあるのかもしれません。
この度AKRacingでは女優・モデルとして活躍され、ゲーム好きとしても知られている本田翼さんをイメージキャラクターとして起用することになりました。本田さん出演のTV CMは本日以降放映いたしますhttps://t.co/IXeMrTPsF8#AKRacing #本田翼
— AKRacing 公式 (@AKRacingJapan) October 1, 2020
品質

Akracing
JIS規格(日本産業規格)に基づき、製品試験をクリアしている。検査項目は全17項目あり、落下試験、安定性、強度など多くの検査をクリアした製品のみが販売されている。
そのほか、高温多湿化でレザー耐久性試験やVOC放散試験などを独自に実施ている。
製造は全て自社工場で行っており、製品の品質にはかなりの定評がある。
Gtracing
ISO 9001とISO 14001を取得している。Akracing同様、自社工場での製造を行っている。
私が調べた限りでは、Akracingの方が厳格な製品試験を実施ているという印象を受けました。
JIS規格を取得しているという点で見れば、Akracingに軍配が上がるのかもしれません。
Gtracing ≦ Akracing
価格

価格面は「Gtracing >> Akracing」になります。
相場価格 | |
Akracing | 44,800~57,800円 |
Gtracing | 16,800~38,000円 |
Akracing場合、4万円~の製品しか販売されていません。
一方、Gtracingの場合、1万円代~製品を購入することができます。
驚きなのが、安いからといって「製品の質や機能が劣っているわけではないこと」です。
例えば、人気商品である”ミュージックシリーズ”は、21,668円という値段にも関わらず、スピーカー、オットマン、アームレスト、リクライニングと全ての機能が備え付けてあります。

画像で見てもあまり違いが分かりません。
サイズ

結論、どちらも幅広い体系の方までカバーできています。
Akracingの場合、下記になります。
シリーズ名 | 座面高 |
Overture | 44 – 51.5 cm |
Pinon | 41.5㎝~48㎝ |
Wolf | 43.0 – 50.0cm |
Nitro V2 | 43㎝~50㎝ |
Pro X V2 | 45.0 – 51.0cm |
大柄な方向けのOverture・Pro X V2、子供~小柄な方向けのPinon、標準体型向けのWolf・Nitro V2。
Gtracingも幅広い体系をカバーした商品を展開しています。
シリーズ名 | 座面高 |
ACE PRO | 45 – 50 cm |
プロ シリーズ | 42㎝~50㎝ |
AIR シリーズ | 46. – 56.0cm |
デザインラインナップ

Akracing
・全9種類
・ラインナップ少なめ
・コラボ商品を多く展開
現時点では4つのコラボ商品を販売しています。
・サッカー日本代表モデル
・東北楽天ゴールデンイーグルスモデル
・読売ジャイアンツモデル
・ワンピースモデル
Gtracing
・全18種類
・ラインナップ多め
・ユニークなコンセプト製品多数
ユニークなコンセプトの製品が多く、1つ1つの製品の見た目・性能が大きく違うのが特徴的です。
・太陽の塔シリーズ
・ミュージックシリーズ
・Fujiシリーズ
などなど
様々なコンセプト溢れた製品からお気に入りの1つを選びたい方は、Gtracingがオススメ!
保障

保証期間 | |
Akracing | 5年間 |
Gtracing | 1年間 |
保証期間の長さではAkracingに軍配が上がります。
やはり、高い値段を払う価値はありそうです。
しかし、Gtracingも1年間の保証期間が付いているため、安心はできるのかなと思います。
Akracingはこんな人にオススメ!
・知名度や人気度を重視したい
・安定の老舗メーカーで買いたい
・高くても問題なし
・保証期間が長い良い
世間からの知名度を重視するなら、圧倒的にAkracingがオススメです。
ゲーミングチェアの先駆者的な存在であり、企業としての歴史も長くあります。
値段が高すぎることがネックになると思いますが、保証期間が比較的長いことがメリットです。
Gtracingはこんな人にオススメ!
・コスパ良くゲーミングチェアを買いたい
・多機能なゲーミングチェアが欲しい
・レビュー、評判の良さ重視
・保証期間が1年ても許容できる
一番コスパの良いゲーミングチェアメーカーといっても過言ではありません。
多機能なゲーミングチェアが多いことが特徴です。
値段の割には、多くの方から高評価を受けているメーカーになります。
保証期間が比較的短かくても許容できる方にオススメです。